SWANKY DOGSを組んだのが8年前。
最初は洞口と「東京に出てバンドやろうか?」みたいな話をしてたなー。
結局東京には行かず、盛岡に残って本気でバンドをやろうと決心した時を思い出す。
そんな時、僕が高校の時に組んでいたバンドのメンバーから連絡がきた。八王子で企画やるから一緒にやろうよ!と。
いずれは東京でライブをしたいなとメンバーと話をしていたからどんぴしゃのタイミング。即決。
そこからclub changeのスタッフさんに手伝ってもらい、八王子MatchVox 新宿ANTIKNOCK 両国SUNRIZEでのライブが決まった。
これが確か20才ぐらいの時だったな。
移動手段はもちろん車。
必死になってexcelで高速で行くといくらかかるかとか、何時間かかるとか計算して全部作ったなー、別に誰にも頼まれてないのに笑
初めての東京でのライブは衝撃だった。
自分達の積み上げてきてたものとは次元が違う。
自分のできなさに悔しすぎてノートに反省点とか書きまくっていた笑
打ち上げもひどかった笑
でも、幸せだった。
あー。バンドはやっぱりいいなって思った。
バンドをやっていなかったら出会わなかったであろう何個も歳が離れた見ず知らずの先輩達。
でも「よくきたねー。遠かったでしょ?がんばってね!」と見ず知らずの若造たちにやさしく声をかけてくれたこと。
本当の人の優しさに触れたときのこと。本気になって言い合いになった歳の近いバンドマンたち。こんな経験めったになかった。
嬉しかった。
たった少し時間だけ盛岡を離れただけだったけど、幸せを、寂しさを、辛さを、喜びを思い出させてくれたのは東京という街だった。
あれから5年経ったね。
応援してくれる人達や、仲間がいっぱいできたよ。
当時の僕は仲間とか作れねぇよ。なんてつっぱてはいましたが、
そんな事なかったよ。
ありがとう。出会えた人達に心から思います。
11月12日
“In The City Release Tour Final in SHELTER”
がむしゃらに駆け抜けた若造達が、出会ってくれた皆さんに感謝を込めてこの1日を作りたいと思っています。もちろん楽しくもありね。
会いに来てください。僕らの魂を感じてください。
SWANKY DOGS 長谷川快人