店着日を超えて、本日2017.5/17、ミニアルバム「イデア」リリースです。
CDを出す、という事が、自分たちだけでは到底出来なかったこと、本当にたくさんの方の力をお借りして、或いは頂いて、リリース出来る事、改めて実感しています。
本当にありがとうございます。
そして手にとって、聞いてくれる皆さんがいないと、僕達の音楽自体も成立しない事。
感謝の気持ちで、またここから始めていきます。
In the cityをリリースした時にも、セルフライナーノーツを綴ってみましたが、
今回も、このリリース日を皮切りに、ひっそりと書きます。
前にも言いましたが、曲の説明(のような物)をするのは、ともすればナンセンス、
なのかもしれないですが、心を詰め込んだ、という事を表現するということが、今だからこそ意味があると信じて、遺しておきたいと思います。
重くるしいものから、重くるしいものまで(重くるしい!)、
読める時に、読んで貰えたら嬉しいです。
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1.get out
光、より、灯り。
燦々と降り注ぐ光より、どこかで灯るロウソクの灯り、
そういうものに希望を見出したい。
きっと誰もが、どこかから流れてくる正義とされるものや、
そうでなくてはいけない、という漠然と固まった世界の中で、
自分の感情や行動、感性までも切ったり貼ったりしながら、
取れるはずもないバランスを取ろうとしているんじゃないか。
それぞれがきっと、大事なものを守ろうとしているだけなのに、
時に悪者になってしまったりするんじゃないか。
行き場のない気持ちに、しょうがない、じゃ片付けられないそれぞれの心に、
一筋の光、よりは、一つ暖かい灯り、が灯るだけで、
それだけできっと生きていけるんじゃないか、と思っています。
僕らの希望を込めた、アルバムの軸にして核。
この一本のロウソクの元に、僕らのイデアが流れ出します。
洞口